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神戸市中央区 北野 元町駅 トアロード沿いに開業予定の歯科医院、神戸北野Nデンタルクリニックの院長の中村誠基です。
今日は顎関節症についてのお話です。
一言に顎関節症といっても様々な症状、様々な病態があります。
①顎を動かす筋肉に痛みが生じたもの
②顎関節そのものに痛みが生じたもの
③顎関節の動きをスムーズにするための関節円板に異常が生じたもの
④顎関節の骨に変化が起きてしまったもの
などに大きく分類されます。
筋肉や関節の痛みなら一時的なもので治ることも多いですが、関節円板や骨そのものに異常が生じた場合にはなかなか治らないことが多いです。
関節円板にズレが生じてしまうと口が開かなくなったり、口を開けたり閉じたりする度に音が鳴ったり痛みが生じてしまいます。また、骨に変化が生じてしまうと手術などを行わないと治すことが出来ない場合もあります。
原因としては噛み合わせの異常や、歯ぎしり食いしばり、ストレスなどがあります。その他にも口内炎が出来てしまい庇うように変な噛み方をしてしまった時や、硬いものを噛んでしまった場合などにも起こります。 事故や外傷で顎の骨に変化が起きて顎関節症に至ることもあります。
治療方としては原因の除去が主になります。筋肉のみの痛みであればマッサージや、安静にするなどで治ることが多いです。
噛み合わせや、歯ぎしり食いしばりが原因の場合にはマウスピースを作成したり、噛み合わせそのものを改善させるために矯正治療や咬合治療が必要になります。
上記のように顎関節症は原因、症状も様々で原因をなかなか特定出来ないこともあります。顎の痛みでお困りの方はまず、お近くの歯科医院などを受診して頂き適切な診断を受けることが重要になります。
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