ブログ
Blog
ブログ
Blog
神戸 北野 元町駅 トアロード沿いに開業予定の神戸北野Nデンタルクリニック院長の中村誠基です。
今日は下がった歯茎は戻らないの?というものすごくよく聞かれる質問について解説します!
歯茎が下がる原因として最も多いのはやはり歯周病です。歯茎が少しずつダメージを受けていくと、表面の歯茎、深部の歯茎、そしてその下にある骨へと炎症が進んでいきます。炎症が深部に進むほど、歯茎は下がっていき再生することはなくなってしまうのです。歯を露出させるように歯茎が下がったり、歯と歯の間にある歯茎が下がったりします。 他にも歯磨きの力が強すぎたり、歯並びが悪かったり、噛み合わせが悪かったりしても歯茎が下がることがあります。その要因はさまざまであることが多くしっかりと原因を除去して治療することが重要です。
基本的に歯肉の下り方が軽度あれば歯周病の改善などで治ることもありますが、重度になるにつれ戻ることはなくなってしまいます。
この下がった歯茎を治す方法として、根面被覆術と呼ばれる手術があります。
歯茎を歯の根っこを覆うように上に移動させたり、他の部位から歯茎を採取して移植することで歯茎を増やして治すことも可能です。 あまりに重度の場合はこの治療でも治すことも難しいですが、状態によってはとても綺麗に治すことが出来ます。
これにももちろん正確な診断が必要です。またこの手術は技術的に難しいことが多く、全ての歯科医院で行われているわけではないというのが現状です。
当院ではマイクロスコープを用いてより精度の高い根面被覆術を行いますので、ぜひご相談ください!
最近の投稿