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こんにちは! 三宮 元町 神戸 トアロードにあります神戸北野Nデンタルクリニックです!
歯科治療における一番の悩みはやはり”痛み”だと思います。
削られる時の痛みや、歯石除去時の痛み、神経治療時の痛みなど様々なところで痛みと出くわす機会があると思います。
ただその中でも避けられないかつ、一瞬ではありますが強い痛みが出る可能性が高いのが麻酔の痛みです。
そこで今回はこの麻酔の痛みをなんとか軽く出来ないのか、当院が行なっている方法を紹介しつつ説明していきます!
①表面麻酔の使用
刺入時の痛みの軽減法として代表的なものが表面麻酔です。主に軟膏状の物を塗って使うことがほとんどです。塗ってから30秒後ぐらいには表面のみ痺れてきますのでその時間を狙って麻酔の針を刺入していきます。ただ、表面にしか作用しない麻酔ですので完全に痛みを消し去ることは出来ません。あくまで軽減となります。
②注入速度・深度のコントロール
いきなり針を深く刺したり、針を刺してから速いスピードで麻酔薬を注入すると激痛を伴います……。ですので、最初から多量の麻酔薬を注入せず、針を刺した後ほんの少し麻酔薬を注入し数秒待機します。 麻酔薬が効いたであろうタイミングを見計らいながら、少しずつ麻酔薬を注入しつつ深い位置まで針を進めていきます。最終到達目標は骨までですので、そこまでは焦らずゆっくり麻酔を行なっていきます。 丁寧に行うと麻酔を行うだけでも通常は数分かかることがほとんどです。
③麻酔薬の温度を体温に近づける
麻酔薬の温度が体温から低すぎたり温かすぎたりすると痛みを伴うと言われています。ですので麻酔前にお湯などで温めることで痛みが少なくなるよう工夫しています。(ただ論文的には本当に効果があるか微妙なところと言われています。麻酔薬を温めてもなんのデメリットもありませんので、当院では少しでも軽減出来るのであればと思いこの方法を導入しています。)
④麻酔の針を細くかつ鋭利なものにする
ご想像の通りではありますが、太い針を刺すと当然痛みが出ます。。ですので使用できる範囲内で、できる限り細い針を使用しています。また針の先端はできる限り鋭利である必要があります。最近の針は先端が斜めにカットされており痛みが少なくなるよう配慮されています。当院ではその中でも痛みが少ない、と言われている針を使用しています。
また、何度も針を刺すのを繰り返したり、骨や歯に針の先端が接触するとナメられてしまい、刺しにくくなったり痛みの原因となりますのであらためて別の部位に麻酔をする時には一回の治療中であっても麻酔針を交換することもあります。
⑤歯科医院に慣れるリラックスする
これが一番難しいですが結構大切なポイントです。 痛みを感じるラインや、痛みに対する耐性などにはかなり個人差があります。歯医者が怖く少しの痛みでも恐怖を感じる状態では、いくら工夫して麻酔の痛みを軽減しても強い痛みとして感じてしまうことがあります。なかなかこれを改善していくことは難しいですが、あまり痛くなかった!想像より大丈夫だった!という経験を重ねることで次第に慣れていくこともありますので、歯科恐怖症の方は是非一度配慮してくれる歯科医師に相談していただき、少しずつ歯科治療での成功体験を重ねていくことをオススメいたします。 当院では完全個室にしてリラックスできる空間作りをしたり、衛生士の治療から少しずつ出来ることを増やしたり、患者さんに合わせて工夫するようにしています。
以上が当院で行なっている麻酔の痛みを軽減する方法になります。 これでも多少の痛みが出てしまうのが歯科治療です。。強い神経の痛みが出ていたり、歯茎や顔が腫れるほどの炎症があると麻酔が効きにくくなることも事実です。大きな治療が必要になる前に検査に行かれることもオススメします。もし治療になってしまった場合にも、いろいろ相談できて配慮してくださる歯科医院と出会えることを願っております。
当院では様々なお悩みに最大限配慮しておりますので、ぜひ一度ご相談くださいね!
神戸市中央区中山手通2−24−1
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