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こんにちは! 神戸市中央区 中山手通 トアロード沿いにあります神戸北野Nデンタルクリニックです!
”虫歯や歯周病は遺伝する”と聞いたことはありませんでしょうか?
両親が歯が弱くて…..
父が昔から入れ歯だったので….
自分が歯がボロボロなので子供が心配です……
といったお悩みをよく耳にします。自分の歯や家族の歯を大切にする一つのモチベーションにもなると思いますが、果たして虫歯や歯周病は本当に遺伝するのでしょうか。
両親が虫歯や歯周病だからといって直接的に遺伝するということはありません。ただ両親が虫歯や歯周病であると、子供たちもなりやすくなる、とは言えるかもしれません。
虫歯や歯周病のなりやすさを決めるのは様々な要因があります。
歯の質や歯並び、唾液の質や生活習慣、口の中に住んでいる菌の質、他にも全身疾患などいろんな要素が絡み合って決まります。
この中で遺伝する可能性の高いものは歯の質、歯並びと骨格と全身疾患です。歯並びなどは50%〜80%程度遺伝するとも言われています。歯並びがガタガタだと歯を磨きにくくなるため、虫歯や歯周病になるリスクが上がると思われます。また、身体の免疫機能に影響を及ぼすような全身疾患も遺伝性のものがある言われており、その観点から見ると歯周病になりやすさは遺伝する、と言えるのかもしれません。
また、遺伝ではありませんが生活習慣や、虫歯や歯周病の菌は家族から大きく影響を受けます。通常、生まれてまもない子供の口の中には虫歯菌・歯周病菌は存在していません。生活をしていく中で多くは母親から菌を共有していくと言われています。さらに子供は両親の食習慣や生活リズム、考え方など多くを共有することになります。 甘いものを多くとる習慣や、歯磨きの習慣、歯医者に通う習慣など、虫歯や歯周病になりやすさを決める要因は生まれてから決まっていくと言えるでしょう。
まとめると、遺伝する要因もあれば、遺伝しない要因もある、といったところでしょうか。
歯の弱い家系だから…..といって諦めず、歯を大切にしていきましょう。
歯並びが悪ければ矯正をする、矯正が難しければ定期的に歯医者に通う日々のブラッシングに時間をかける。
子供だけは虫歯にしたくない!のであれば生活習慣を家族全体で見直す、子供と一緒に歯医者に行く。
など治すきっかけは多くあります。
もちろん躍起になって神経質になる必要はありませんが、歯医者に通うことで少しでも口の中に興味を持つことができれば良い結果につながるかもしれません。
今からでも決して遅くありませんのでぜひ一度ご相談にお越しくださいね!
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