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花粉症で虫歯になりやすくなる?|神戸北野Nデンタルクリニック

花粉症で虫歯になりやすくなる?

 こんにちは、神戸市中央区中山手通 トアロード沿いにある歯医者さん 神戸北野Nデンタルクリニックです!

最近は暖かい日も多くなり少しずつ春らしくなってきました。気温が上がるにつれて多くなってくるのが花粉の飛散です。患者さんの中にも鼻が詰まって治療中苦しそうな方が増えてきました💦 私自身も重度の花粉症ですのでその辛さがわかります。。

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そんな中、患者さんへの説明中にこんな質問をいただきました。

『ネットで見たんですけど、花粉症になると虫歯や歯周病になりやすくなるって本当ですか?』

あまり聞き慣れない情報なのと、私も直接そのネットニュースを見たわけではありませんが、私なりにお答えしてみようと思います。

結論から言うと、花粉症が虫歯や歯周病の直接的な原因になることはないと思います。

ですが、その症状や対処法によっては虫歯や歯周病のリスクが上がる可能性は大いにあると思います。

 

 花粉症で鼻がつまってしまうと自ずと口呼吸になってしまいます。口呼吸になると口の中が乾燥しやすくなり、唾液などの作用が働きにくくなります。そうなると細菌が繁殖しやすい環境となり、結果として虫歯や歯周病になるリスクが上がるといえるでしょう。

 また、花粉症の薬の中には鼻水や涙の分泌を抑える効果のものがあります。症状の緩和にはとても有効なのですが、同時に唾液の分泌も抑えてしまう可能性もあるのです。薬によって唾液の分泌量が減ると口の中が乾燥しますので上記と同じ理由でリスクが高まるかもしれません。

 その他にも、喉のイガイガや口の渇きを潤すために、飴を舐めたりジュースを高頻度で飲む場合もあると思います。砂糖は虫歯の栄養源ですから、こうすることでリスクが高まります。

 

などなど花粉症が間接的に虫歯や歯周病になりやすい環境を作ってしまう可能性はあります。

口の渇きを潤す時には水やお茶、止むを得ず飴やジュースを摂った時にはうがいなどをするのも良いかもしれません。口の中が乾燥した状態で糖分があると最も虫歯になりやすい環境になってしまいます。花粉症の症状が辛い時期ですが少し気をつけてみてください!

 

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