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インビザライン(マウスピース矯正)ってどうやって歯を動かしてる?|神戸北野Nデンタルクリニック

インビザライン(マウスピース矯正)ってどうやって歯を動かしてる?

  こんにちは!  

 神戸 元町 トアロード 中山手通 にある歯科医院 神戸北野Nデンタルクリニック院長の中村です!

ここ10年ほどでワイヤー矯正を凌ぐ勢いで成長を見せているマウスピース矯正。

一見ワイヤーに比べると頼りなく見えるため本当に歯が動くのか、どうやって動かしているのか疑問に思う人も多いと思います。

そこで今日はマウスピース矯正(インビザライン)で歯が動く理由について説明したいと思います!

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 まず矯正によって歯が動く理由です。 ワイヤーなどによって歯に強い力をかけると、周りの歯周組織(歯茎や骨)に機械的な圧力がかかります。圧力がかかる側(主に移動させる方向)を圧迫側と呼び、圧迫されることで血流障害が生じ貧血帯・充血帯が出来ます。 充血帯では骨を破壊する細胞 破骨細胞が集まり骨の吸収が活発化します。これによりスペースが出来るためそ子に歯が動いていくイメージです。

 一方、反対側を牽引側と言います。こちら側では歯と骨を繋ぐような役割である歯根膜が拡大していき、血流の流れが促進されます。これにより歯根膜に存在する歯周組織の元になる間葉系細胞と呼ばれる細胞が活発化し、新たな歯周組織を形成していきます。

 少し難しいですが、要は力をかけた方向(動かす方向)の骨や歯茎を消失させスペースを作り、そのスペースへ歯が動きます。反対側にも今動いてきた道の後方には空間ができてしまいますが、その部分に新しい骨や歯茎が形成されるので歯は動かした位置でいずれ安定するのです。このような吸収と形成を繰り返して歯は移動していきます。

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 ワイヤー矯正では、ワイヤーを曲げてその戻る力を利用して歯を動かします。 ワイヤーをつけた直後は戻る力も強いため、大きな力がかかります。それなりに強い力になるため痛みが発生することが多いのです。また、厳密な力のコントロールは難しいことが多く、強い力をかけすぎたために歯や骨などがダメージを受け、歯根吸収(根っこが溶けてしまう)や骨性癒着(骨と歯がくっついて動かなくなる)といった現象が起こることがあります。

 

 インビザライン(マウスピース矯正)でも歯を動かす原理は同じです。 コンピュータ上でシミュレーションを行い理想の歯並びのゴールを決めます。そうすると決めたゴールに向かって歯が動くように数十枚のマウスピースが作製されます。 1番から番号がついていて少しずつゴールに向けて歯が動くように設計されています。 動かしたい歯並びの形にマウスピースが作られており、それを装着することで歯に力がかかって次のマウスピースの形に合わせて歯が動いていきます。 

 マウスピースの力だけでは動きにくいことも多く、インビザラインではそれを補うために歯の表面にアタッチメントをつけて動かします。

 実際は赤色ではなく白いレジンを貼り付けます。四角や三角のような形をしており、ここに合わせてインビザラインがはまり込みます。アタッチメントにはマウスピースが取れにくくする役割や、歯を決まった方向に動かす役割など様々な役割があります。

 このアタッチメントはインビザライン最大の特徴であり、後続で出てきたマウスピース矯正にはないものになります。他のマウスピース矯正では症例が限られるものが多いのに対し、インビザラインでは対応可能な理由はこのアタッチメントのシステムにあります。 数百万の症例を分析し最適なアタッチメントが装着されるように日々進化しているのです。

 インビザラインでは1枚あたりで動かせる量が決まっており、持続的に弱い力がかかるよう設定され大きな力がかかりにくいように調整されています。ですので先ほど述べた歯根吸収や骨性癒着などが起こりにくくなっています。

 まとめるとインビザラインではアタッチメントなども利用しマウスピースの弾力や戻る力を利用して歯を動かしています。

さらにここ数年で研究・分析が進み非常に効率的かつ早く矯正が出来るようになりました。

当院では口腔内スキャナーを用いた分析をし、カウンセリングを行なっています。ご興味のある方はぜひ一度ご連絡ください!

 

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