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口の臭いってなんとかならないの?

 こんにちは、神戸市中央区中山手通 トアロード沿いにあります 神戸北野Nデンタルクリニックです!

 

ちゃんと歯を磨いているのに口が臭い気がする……..

朝起きた時の臭いが気になる…….

ニンニクを食べた後の臭いってなんとかならないの?

 

■

などなど口臭に関するお悩みをお持ちの方も多いと思います。 

そこで今回はさまざまな口臭の原因とその対処法についてご説明いたします!

 

歯周病

 やはり口臭の原因として考えられるのは歯周病です。歯周病になると歯と歯茎の隙間、いわゆる歯周ポケットが深くなります。この中に食べかすやプラークが入り込み、歯周病原菌である嫌気性菌が増殖してしまいます。もちろんプラークがあることだけでも臭いの原因になりますが、この歯周病原菌が生活するときに発するメチルメルカプタンという物質が臭いのもとなのです。例えるならば玉ねぎの腐ったような生ごみのような臭いです。。 歯科関係者であれば近くに歯周病の人がいると臭いでわかったりします笑

 対策はもちろんキレイにすることです。表面のプラークだけならご自身のケアだけでなんとかなる場合もありますが、歯周ポケットに入り込んだプラークや歯石は通常では除去出来ません。やはりしっかりと歯科医院へ通い、専門家の力を借りるのが一番です。歯周病の臭いや対策はうがい薬などで誤魔化せるものではありません。 口臭の放置、ひいては歯周病の放置は歯を失うことにつながる可能性もありますので、めんどくさがらず治療することをお勧めします。

 

全身疾患 他の部位の疾患

 実は糖尿病や、胃腸障害、肝疾患なども口臭の原因の一つです。

糖尿病ではアセトン臭と呼ばれる独特な甘酸っぱい臭いが発生します。除光液に近いようななんとも言えない臭いです。

また、胃腸障害では消化できなかったものが長時間胃の中に溜まってしまうことにより腐敗臭が発生し、それが口臭となって現れます。肝疾患では肝機能の低下により体内で生成されるアンモニアを分解できにくくなりニオイとなって現れることがあります。 胃腸障害によるニオイは発生することが多く、胃腸の回復により減弱していくことがほとんどです。

 対策は全身疾患の治療です。口臭うんぬんより命に関わることもありますのでしっかり治療してください。全身疾患治療中、特に糖尿病などに関しては、歯周病の治療が糖尿病の改善にも役立つと言われています。 入院中の口腔ケア介入により、誤嚥性肺炎のリスク低下や入院期間の短縮にもつながるとも言われていますので、きっちりケアを行っていきましょう。

 

食生活 嗜好品

 続いては食べ物やタバコによるニオイの発生です。

特にタバコのニオイは想像しやすいと思います。タバコ単体のニオイであればまだ耐えられるようなものですが、歯周病などが絡んでくると耐え難い悪臭となります。金属臭やドブのような臭いに例えられます。

その他にもお馴染みのニンニクや、玉ねぎなどのネギ類などでも独特なニオイが発生します。

 対策はタバコであれば禁煙です。厳しいですが禁煙です。タバコは歯周病を悪化させる可能性があり、治療後の治癒を遅らせる原因にもなります。また、歯の汚れや歯茎の黒ずみを発生させる原因ですので、より良い口腔環境を目指すのであればタバコは控えましょう。

いろいろな禁煙のイラスト(男性・はねのける)

またニンニクですが、食後などにりんごや牛乳などを摂取すると抑えやすいとのデータがあります。ポリフェノールやタンパク質がニオイの原因となるアリシンに作用しニオイが発生しにくくなると言われています。また、加熱したニンニクでもニオイは発生しにくいと言われています。ただどれだけ頑張っても16時間〜48時間程度、ニオイは残ると言われていますので人と会う前には食べない、というのが一番かもしれません笑 

 

④生理的口臭

 よくあるのが生理的口臭です。歯周病でなくても、ニンニクを食べていなくても人の口では生理的口臭というものがあります。どれだけ頑張ってもやむをえず口臭が発生するタイミングや環境があるのです。。

 一番多いのが起床直後です。これはある意味仕方がないかもしれません。起きた直後は、口の中の細菌が非常に多い状態になります。数時間、口に新たな水分が取り込まれず、清掃もされていませんのでしょうがないのですが、細菌が増殖しニオイの元となるガスを発生させた状態になりますので口臭が発生します。 これはほぼ全ての人で起こります。

 対策としては起床後すぐにうがいする、コップ一杯の水を飲む、などで大きく改善します。また、就寝前の歯磨きは徹底することで細菌数を減らしておくのも有効です。ここでもやはり歯周病や、他の要因があるとニオイのレベルが上がると思いますので気になる方は歯科医院などへ相談に行きましょう。

 また、総じて口の中が乾燥するとニオイは発生します。運動中や、緊張時、長時間喋っている時などは口の中が乾燥しやすくなりますので、こまめな水分補給などが有効でしょう。 口の中や喉を潤すためにガムを噛んだり、飴を舐めることがあるかと思いますが、糖分の多いものでは細菌の増殖を促し逆効果になる場合があります。 気をつけてくださいね。あくまで水やお茶などがオススメです。

 

⑤心因的口臭 口臭恐怖症

 最後に紹介するのが心因的口臭です。口臭検査などでは異常が認められないにも関わらず、本人だけが口臭があると思い込んでしまっている状態です。 原因はさまざまですがストレスや、精神的な疾患、過度な神経質な状態にあるなど口の中に原因がないことが基準となります。

  多くの場合はわずかなニオイであっても異常なニオイだと思い込んだり、周囲の人の些細な言動(たまたま手で口や鼻を塞いだりするなど)を大袈裟に受け止め、自分の口臭のせいでそうなったと錯覚してしまうのです。

 思春期の多感な時期や、近年ではマスコミやSNSなどによる過度の煽りなどによって引き起こされていることも多いです。一時的なものであれば心配いりませんが、これのために引きこもちがちになり、うつ病や対人恐怖症・潔癖症・社会不適合などの症状が出ると治療が必要となります。

 対策としてはまずは専門的な機関で調べていただき、”自分には異常な口臭がない”ということを正しく認識することが重要です。 この口臭の特徴として専門家などの結果を否定しドクターショッピングを繰り返すといったことが挙げられます。 口臭がないということをしっかり受け止め、”心配なんていらなかったんだ”という思考へ転換していきましょう。

 また、ネットやSNSなどの煽りを間に受けないことです。ネット上はバズるために大袈裟に表現された情報で溢れています。近くの歯科医師よりフォロワー100万人の一般人の言うこと