セラミックとジルコニア。｜神戸北野Nデンタルクリニック

　こんにちは、神戸　元町　三宮　トアロード沿いにあります神戸北野Nデンタルクリニックです。

　前歯などの審美治療を行う際に使用することになるのがセラミックになりますが、ここ10年ぐらいで新たな素材としてジルコニアというものが出てきました💡

　そこで今回はいわゆるセラミックとジルコニアについてその違いやメリット・デメリットについて説明したいと思います✨

 

　まずはセラミック。　審美治療と言えば、セラミックとなります。　セラミックは周りの歯に似せるように色をつけたりすることが出来るので、審美治療に最適な素材となります。　ただ依然として強度には問題があるため、強い力がかからない部位の歯にはおススメですが、割れたりかけたりするリスクは金属やジルコニアより高くなります。　　ですのでブリッジ治療や、インプラントに単体で用いるのはあまり推奨されておらず、セラミックを使う場合には中に金属の補強を入れたメタルボンドという素材として使用されることがほとんどです。

　ただ、このメタルボンドが少し厄介で、銀色の金属の被せ物の上にセラミックを貼り付けるようなイメージになるのですが、このセラミックが欠けたり剥がれたりして中の金属が見えてしまったりして不具合が生じやすいトラブルが非常に多かったのです。

 

　セラミックの欠点を補う素材として近年、使われるようになったのがジルコニアになります。　セラミックより硬い素材になるので、ジルコニア単体でもブリッジやインプラントに使うことが出来るのです。

　ジルコニアのデメリットはセラミックに比べると硬いため、歯をすり減らしてしまう可能性があることや、ジルコニア自体はかなり白い素材になるのでそのまま使用するとかなり不自然な白さになること、などが挙げられます。　　硬さに関してはしっかり噛み合わせを調整すること、歯軋りや食いしばりがあるならマウスピースなどを装着して軽減させることである程度リスクを減らすことが出来ます。　　白さに関しては難しいテクニックが必要になりますがジルコニアに色を塗って調整したりして歯の色に近づけることが可能です。

 

　どちらが優れている、ではなく患者さん個人個人やその時の症例パターンによって適切な素材がかわってきます💡　どの素材を選ぶべきなどしっかり相談してから決めるようにして下さいね😊

　当院ではメリット、デメリットなどあらかじめ時間をかけて説明致しますのでいつでもご相談ください！

 

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