保険と自費の違い

保険と自費の入れ歯の違いとは？

入れ歯治療を検討する上で、誰もが一度は悩む「保険か、自費か」という選択。費用の差はもちろん、使用感や見た目、耐久性まで様々な違いがあります。神戸市中央区・三宮・元町エリアに位置する神戸北野Nデンタルクリニックでは、保険診療と自費診療の入れ歯の違いを詳しく解説し、ご自身に適切な治療法の選択をサポートします。

材質の違いが見た目と装着感を左右する

保険の入れ歯は「レジン」と呼ばれるプラスチック素材で作られており、強度を保つために床（しょう）の部分が厚くなる傾向があります。そのため、装着時に違和感を覚える方も少なくありません。一方、自費の入れ歯では金属床、軟質レジン、シリコンなど多彩な材料が使用可能。見た目の自然さに加え、薄く加工できるため、快適な装着感が得られます。食べ物の熱も感じやすく、食事の楽しみを損ないません。

固定方法の違いによる「目立ちにくさ」

保険の部分入れ歯では、金属のバネ（クラスプ）を使って固定するため、笑ったときなどに金属が見えてしまうことがあります。また、支えとなる歯に負担がかかりやすいというデメリットも。これに対して、自費の入れ歯では「ノンクラスプデンチャー」や「マグネットデンチャー」といった固定方法が選べます。見た目に自然で、支台歯にも優しい設計が可能です。

寿命とメインテナンスの頻度

レジン製の保険入れ歯は摩耗しやすく、数年での作り替えが必要になることが多いです。対して、自費の入れ歯では耐久性に優れた金属やセラミック素材を使用することで、長期間使用できるケースが一般的です。ただし、どちらの入れ歯も定期的なメインテナンスは不可欠。特に自費の入れ歯は高精度な設計のため、年1回のチェックで快適な状態を維持しやすくなっています。

治療期間と工程の違い

保険の入れ歯は比較的短期間（1〜1.5ヶ月）で製作可能ですが、工程が簡略化されているため、調整が必要になることもあります。一方、自費の入れ歯は「治療用義歯」を使って、噛み合わせや筋肉の動き、顎の位置を正確に反映させながら製作。3〜8ヶ月という時間をかけて丁寧に作られる分、「本当に合う入れ歯」が完成します。

見た目・話しやすさ・食事のしやすさも大きく異なる

自費の入れ歯は素材選びと精密な調整により、審美性・発音・咀嚼力のすべてにおいて自然な口元に近づけることができます。特に「話しにくい」「食事がしづらい」と感じていた方には大きな違いを実感できるはずです。

保険と自費、どちらを選ぶべきか？

費用だけで選ぶと、結果的に後悔することも。高額な自費の入れ歯には、その金額に見合った快適性と満足感があります。逆に、「とりあえず入れ歯を作りたい」という場合には、保険の入れ歯が現実的な選択になるかもしれません。ただし、自費治療を成功させるには、経験豊富な技工士や入れ歯専門医との連携が不可欠です。当院では、治療前に十分なカウンセリングと検査を行い、一人ひとりに適切な治療プランをご提案しています。

本当に自分に合った入れ歯とは？

入れ歯は単なる「物」ではなく、日々の生活の質を左右する「医療装置」です。自分に合わない入れ歯では、噛みにくさ・痛み・見た目の悩みが解決されないことも多くあります。本当に快適に過ごせる入れ歯とは、「噛める」「痛くない」「見た目が自然」「話しやすい」こと。そして、患者さん一人ひとりの口腔内やライフスタイルに合った「オーダーメイド」であることが重要です。

神戸北野Nデンタルクリニックへ

保険と自費の入れ歯には、それぞれ明確な違いがあります。費用面だけでなく、素材・見た目・機能性・耐久性・治療期間などを総合的に比較し、ご自身のライフスタイルやご希望に合った入れ歯を選びましょう。神戸北野Nデンタルクリニックは、三宮駅・元町駅から徒歩圏内、トアロード沿いにあり、お子様からご年配の方まで幅広くご来院いただいております。当院では、カウンセリングから製作、メインテナンスまで丁寧に対応し、患者様にとって適切な入れ歯をご提供しています。まずはお気軽にご相談ください。