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矯正装置の種類について
矯正治療は、患者様の歯並びの状態やライフスタイル、治療の目的によって適切な方法が異なります。装置の選択によって見た目の印象・通院頻度・自己管理のしやすさ・費用などが大きく変わるため、治療前に装置ごとの特長を知ることはとても大切です。神戸市中央区・三宮・元町エリアに位置する神戸北野Nデンタルクリニックでは、患者様にとって無理のない、続けやすい矯正治療をご提案しています。
マウスピース矯正(インビザライン・クリアコレクト)
当院では主にマウスピース矯正を取り扱っています。
見た目も快適性も重視した新しい矯正
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かす方法です。ワイヤーやブラケットを使わず、目立たず、痛みも少ないことが特徴です。
当院で対応している2種類のマウスピース矯正
当院では以下のマウスピース矯正を取り扱っています。
インビザライン(米・アラインテクノロジー社製)
インビザラインは、世界的に実績のあるマウスピース矯正システムです。独自素材による快適な装着感と持続的な矯正力が特徴で、透明なマウスピースで目立ちにくく、痛みも比較的少なめです。当院では3Dスキャナーによる精密な診断を行い、軽度から中等度の症例に対応しています。前歯中心の「インビザラインGo」も取り扱っています。
クリアコレクト(スイス・ストローマン社)
クリアコレクトは、スイスのストローマン社が開発した高性能なマウスピース矯正です。歯茎まで覆う設計により、矯正力が高く、アタッチメントの数を抑えられるのが特長です。素材は薄くフィット感に優れ、快適に装着できます。当院ではiTeroスキャナーを使用した型取りに対応し、見た目や装着感を重視される方に適した選択肢です。
マウスピース矯正のメリット・デメリット
マウスピース矯正のメリットとデメリットは以下です。
メリット | デメリット |
---|---|
装置が目立たない | 20時間以上の装着が必要 |
食事や歯磨き時に取り外せる | 装着忘れが治療効果に影響 |
金属アレルギーの心配がない | 難症例には不向きなことも |
痛みや不快感が少ない | 医師の技量に左右されやすい |
スポーツや楽器演奏にも支障なし | 自己管理が必要不可欠 |
ワイヤー矯正(従来型)
100年以上の実績がある、信頼性の高い矯正治療
歯にブラケットという装置を装着し、ワイヤーの力で歯を動かす伝統的な矯正法です。複雑な症例や大きな歯の移動が必要な場合にも対応可能で、微調整がしやすいことが特長です。
ワイヤー矯正のメリット・デメリット
マウスピース矯正のメリットとデメリットは以下です。
メリット
- 症例実績が豊富で、重度の不正咬合にも対応可能
- 細かな調整が可能で、仕上がりの質が高い
- 自己管理不要で、装着忘れの心配がない
デメリット
- 装置が目立ちやすい(審美ブラケットで軽減可能)
- 食事制限や歯磨きの難しさあり
- 調整直後は痛みを感じやすい
- 虫歯や歯周病のリスクが高まる場合あり
マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較
マウスピース矯正とワイヤー矯正を比較してみましょう。
比較項目 | マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 |
---|---|---|
見た目 | 目立たない | 目立ちやすい |
痛み・不快感 | 少ない | 調整時に痛みあり |
適応範囲 | 軽~中等度の症例向け | 重度の症例にも対応 |
通院頻度 | 1.5〜2ヶ月ごと | 1ヶ月に1回 |
食事・歯磨き | 自由に取り外し可 | 装着状態のまま行う必要あり |
自己管理 | 必須 | 不要 |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
矯正装置選びで迷ったら
「目立たない装置がいい」「仕事や学校との両立が心配」「費用や期間はどれくらい?」など、お悩みをお持ちの方も多いかと思います。当院では、患者様の不安や疑問に丁寧にお応えしています。また、症例ごとに適した装置が異なるため、見た目だけでなく、治療の精度や将来の噛み合わせまで考慮したご提案を行っています。無理のない治療計画で、納得のいく矯正治療を一緒に進めていきましょう。
矯正治療の費用
治療法 | 費用(税込) |
---|---|
インビザライン | 935,000円〜 |
インビザラインGo(前歯のみ) | 440,000円〜 |
クリアコレクト | お電話にてお問い合わせ下さい。 |
ワイヤー矯正 | お電話にてお問い合わせ下さい。 |
検査費用 | 無料 |
治療期間は1.5〜3年が目安で、症状や装着状況により異なります。費用は分割払いも可能です。また、矯正治療は条件により医療費控除の対象になります。特に子どもの矯正は発育への影響を防ぐ医療目的として認められやすく、大人の場合も機能回復を目的とした治療であれば対象となります。ただし、美容目的の矯正は控除の対象外です。詳しくは国税庁のホームページをご確認ください。