入れ歯治療

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入れ歯とは?

入れ歯とは?

入れ歯は、失った歯の機能を補うために装着する人工の歯(義歯)です。1本だけ失った場合から、すべての歯を失ったケースまで、歯の本数やお口の状態に応じて設計・製作されます。

総入れ歯(フルデンチャー) すべての歯を補う場合
部分入れ歯(パーシャルデンチャー) 一部の歯を補う場合

保険適用のものから自費診療の高機能な入れ歯まで、患者さまのご希望・ライフスタイルに合わせたご提案が可能です。

入れ歯の種類と特徴

入れ歯の種類とその特徴を見てみましょう。

保険適用の入れ歯

  • 材質:レジン(プラスチック)製
  • 土台が厚く、装着時の違和感が出やすい
  • 金属のクラスプ(留め具)が見える場合がある
  • 費用を抑えたい方や応急的な使用におすすめ

 

メリット
  • 比較的安価で製作可能
  • 修理・調整がしやすい
  • 約1ヵ月で完成することも可能

 

デメリット
  • 見た目や装着感で不満が出ることがある
  • 耐久性やフィット感はやや劣る

金属床義歯(自由診療)

薄く精密な金属(コバルト・クロム等)で作製され、装着感と耐久性に優れています。
食事中の温度変化(冷たい・温かい)を感じやすく、違和感が少ないのも特長です。

費用

165,000円(税込)

ノンクラスプデンチャー(自由診療)

金属を一切使わず、見た目が自然で装着感も良好な入れ歯です。柔らかくしなやかな素材が歯ぐきを優しく支えます。目立たない入れ歯をご希望の方に適切です。

費用

110,000円〜(税込)

インプラント併用義歯(自由診療)

顎の骨に埋入したインプラントを固定源にし、入れ歯を支える設計です。入れ歯のズレや浮き上がりを防ぎ、安定性・咀嚼力が格段に向上します。

費用

275,000円(税込)+インプラント費用

入れ歯のメリット・デメリット

入れ歯のメリットとデメリットは以下です。

メリット

  • 健康な歯を大きく削らずに済む
  • 取り外して清掃できるため衛生的
  • 幅広い素材・構造から選べる(自費診療)
  • 保険適用で費用を抑えることも可能

 

デメリット

  • 噛む力は天然歯より弱い
  • 顎の骨が痩せてくる場合がある
  • 清掃が不十分だと虫歯や歯周病のリスクが上がる

 

入れ歯を長く使うために

入れ歯のお手入れと保管方法を確認しましょう。

清掃の基本ステップ

  • 使用後は水洗いし、食べかすを除去
  • 入れ歯専用ブラシで優しく磨く
  • 洗浄剤に1日1回は浸け置きして細菌・カビを予防

 

保管の注意点

  • 水や洗浄液に浸して保存(乾燥はNG)
  • 衝撃を避けるため、安定した場所で保管
  • 高温や直射日光は避ける(変形リスク)

 

よくあるトラブルと対処法

入れ歯を使用していると、使用年数やお口の状態の変化により、さまざまなトラブルが起こることがあります。ここでは、当院でも多くご相談いただく代表的なお悩みとその対処法をご紹介します。

違和感がある・外れやすい

原因は、顎の骨の吸収や粘膜の変化や入れ歯の摩耗、噛み合わせのズレなどが関係しています。また、新しく入れ歯を装着した直後は慣れるまでに時間がかかることもあります。

対処法

多くの場合、噛み合わせの調整や裏打ち(リライニング)などの処置で改善可能です。入れ歯が浮く・ズレる・しゃべりづらいといった症状が続く場合は、我慢せず早めにご相談ください。そのまま使い続けると、口内炎や歯ぐきの炎症・顎関節への負担が生じる可能性があります。

入れ歯が割れた・欠けた

原因は、経年劣化・落下・噛む力の強さ・熱湯消毒などです。特に保険のレジン製入れ歯は、ある程度の年数で破損することも珍しくありません。

対処法

割れや欠けが発生した際は、自己修理や接着剤の使用は厳禁です。歯科医院での正しい修理・再製作が必要になります。修理で済むかどうかは破損の程度により異なります。応急処置に頼らず、一時的でも外して来院されることをおすすめします。

口臭や痛みが気になる

入れ歯と粘膜の間に汚れが残ったままになっていたり、細菌が繁殖することで、口臭や炎症、痛みの原因となることがあります。また、合っていない入れ歯が粘膜を刺激して潰瘍や傷をつくることも。

対処法

まずは毎日の丁寧な入れ歯の清掃を見直し、入れ歯専用の洗浄剤を使う習慣をつけましょう。清掃をしても改善しない場合は、入れ歯の再調整や再作製が必要なケースもあります。

しゃべりにくい

入れ歯の厚みや位置が舌の動きに干渉することで、発音がしにくくなることがあります。

対処法

舌の動きや話し方に合わせて形状を微調整することで、発音しやすい状態に整えることが可能です。慣れも重要な要素です。

食べにくい

噛み合わせのズレや入れ歯のズレによって、硬いものや細かいものが噛みにくくなります。

対処法

入れ歯の咬合調整や再製作により、噛み合わせのバランスを回復します。特に自費入れ歯では噛みやすさを重視した設計が可能です。

見た目が気になる

金属のバネが見える、入れ歯の色が歯ぐきと合っていないなど、審美的な不満が多く見られます。

対処法

ノンクラスプデンチャーやシリコン義歯など、目立たず自然に見える素材や設計を選ぶことで改善できます。

入れ歯で快適な毎日を取り戻すために

入れ歯で快適な毎日を取り戻すために

神戸市中央区・三宮・元町エリアに位置する神戸北野Nデンタルクリニックでは、一人ひとりの成長に合わせた丁寧な診断と治療を行っております。「入れ歯は合わない」「噛みにくい」と感じている方も、素材や設計の工夫で快適に使える入れ歯を実現することが可能です。当院では、患者さまのお悩みやご希望を丁寧に伺い、適切な入れ歯をご提案しています。「まずは相談だけでもしたい」「今の入れ歯が合わない」そんなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

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